ガイドライン

植物工場産業が正当な成長を遂げられるよう各種ガイドラインの制定を行なっています。

植物用LED照明器具特性表のガイドライン
-LED植物照明調査研究委員会-

2019年1月28日更新

一般社団法人日本植物工場産業協会

特定非営利活動法人植物工場研究会

近年のLED照明の性能の向上はめざましい。人工光型植物工場の光源として、また太陽光型植物工場・温室における補光栽培・電照栽培の光源としてLEDの導入が盛んであり、今後さらなる普及拡大が期待されている。他方、その進展が早くかつ多様なこともあり、LED照明器具の各種仕様・特性の表示項目・表示法などはメーカーごとに異なり、また、論文等の学術文書における光環境条件の記述項目およびそれらの測定法も研究者により異なっている。このような状況は、農園芸用のLED照明の市場の混乱を招き、関連学術分野の発展を抑制しかねない。
この状況を解消するためには、各種仕様・特性表示およびそれらの測定法に関するガイドラインの作成が必要である。そこで本協会と本研究会が連携してLEDメーカー、LEDを使用する植物工場・施設園芸企業、学識経験者などで構成するLED植物照明調査研究委員会(2015年9月~、NPO植物工場研究会内)を設け、植物用LED照明器具特性表の作成に関する調査研究を行ってきた。今回その内容をガイドラインとして公表する。

LED 植物栽培空間の光環境測定ガイドライン
-LED植物照明調査研究委員会-

2019年5月14日更新

一般社団法人日本植物工場産業協会

特定非営利活動法人植物工場研究会

本ガイドラインは、栽培棚を有する栽培空間において、複数のLED照明器具で 構成する照明システムを取り付ける栽培棚の光環境の特性の表示方法に関する ものである。 LED照明器具自体の特性表示については「植物用LED照明器具特性表のガイド ライン」に従うこと。

JPFIA安全衛生ガイドライン

2021年11月30日更新

一般社団法人日本植物工場産業協会

近年、新しい農業の形として注目を集めている人工光型植物工場。
外的影響を受けることなく安定した生産量を見込めることから、導入を検討する企業も多い。
運営事業者や参入を検討している企業に対し、安全(※1)な生産物を、継続して消費者へ提供できるよう、生産現場における衛生管理体制の望ましい姿を提示することを目的に、本協会内に専用委員会を設置し、完全閉鎖型人工光植物工場における衛生管理体制に関する調査及び検討を行ってきた。今回その内容をガイドラインとして公表する。
本ガイドラインは安全な食品を提供するためにリスクを低減し、顧客からの信頼を得るために、HACCPに準拠して策定されたガイドラインであり、適用範囲は完全閉鎖型人工光植物工場のカテゴリー葉物野菜に限る。

(※1)出荷時点での製品一般生菌数 10の三乗以下
栽培期間中農薬を使用しない
大腸菌検査が陰性であること